冷え性で悩む女性は、とても多いですね。
男性より、筋肉量が少ないためと言われていますが、それ以外にも理由があります。
自分の体がどうして冷え性なのか、タイプ別に改善方法を見つけましょう。
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手足が冷たい!やせ気味で夏でも冷え性なタイプ
手足の冷えは、痩せている人に多い冷え性の症状です。
食事が原因で、筋肉量が少なく、代謝も悪く、血行不良が起きています。
そのために、末端まで血流が行き届かないことが多く、手足が冷えてきます
痩せていると、体調に悪循環を来すことがあります。
血流が悪いために、肩こりや、胃痛、生理不順などが起きてきます。
代謝をあげるために、高タンパク質を摂取して、全身の筋肉量増加を目指してみましょう。
下半身だけが冷える?上半身は暑いので着る服に困る!
アンバランスな理由はいくつかありますが、簡単に説明すれば、上半身は血流が良く、下半身は血液の流れが滞っている状態です。
主な理由としては、運動不足による足腰の筋肉低下が原因です。
また、骨盤のゆがみや、背中のコリが原因であることも。
姿勢を整える事と、足腰の筋肉強化として、ウォーキングがお勧めです。
歩き方は、つま先をあげて、踵から着地する早歩き方法です。
上半身の暑さは、下半身の血流が良くなるとバランスが取れて落ち着きます。
もしかして更年期!?女性ホルモンによる冷え性!
50歳前後になると、更年期障害による冷え性が出てきます。
しかし、20代からでもプチ更年期があることをご存知ですか?
プチ含めて更年期による冷え性は、女性ホルモン減少による代謝低下と自律神経乱れによる体温コントロールが一番の原因です。
女性ホルモンエストロゲンは摂取するものではなく、体内で生成されるものです。
脳からの指令で、排卵前に卵巣で生成されますが、この伝達がうまくいかないと更年期が始まります。
プチ更年期の方は、ストレス、食事制限による自律神経の乱れが原因でエストロゲンが減少しています。
ストレス解放を心がけて、自律神経を正常に戻しましょう。
加齢による更年期の場合は、サプリ・漢方薬に加え、食事・運動・入浴を心がけて冷え対策を行います。
隠れ冷え性タイプ!? 普段冷えを感じない人でも冷え性がある!
皮膚表面で冷えを感じないために、自分は冷え性と思っていない方の中に隠れ冷え性があります。
体温を測ると、いつも35度台の方、「内臓冷え性」の疑いがあります。
内臓冷え性とは、体の内部が冷えていることを言います。
胃腸などの冷えは、自覚症状が少なく気がつかないものです。
内臓が冷えることで起こる、胃腸障害、便秘、抵抗力がなく風邪をひきやすい方は、日頃より、冷たいものを摂取することを避け、体を温めるものを食べるようにします。
女性の冷えは、大敵と言われています。
代謝が落ちると、ダイエット・美容の面でも影響があります。
自分のタイプによる冷え対策を行ってみましょう。